マブラヴオルタネイティブ

史上空前のド迫力エロゲ

期間にして一週間、やめられないとまらない。
前作合わせ、総プレイ時間60時間強の超大作。
最早エロゲーの枠では収まらない。
この作品をやらずして何をやる。そう思わせる作品でした。
EXTRAからの伏線を、わかりやすく全て回収する練り込まれた厚くて熱いストーリー。
今までのエロゲーを全て超越した、ド迫力の演出に、目頭2:50も黙っちゃいません。
熱い…！熱すぎる！！！！思わず腹の底から叫びたくなる戦闘シーン。
単純にこのソフトの売り上げと開発費を比べたら絶対赤字だろうなと思ってしまう
ほどの手の込みよう。製作者の魂がこもっています。
発売前は延期に次ぐ延期で、本当に発売するのかとまで言われたそうですが
この完成度を見れば納得せざるを得ないでしょう。
妥協なきageの姿勢に最大級の感謝を。
途中に出てくるグロシーンと演出では、失意のどん底に叩き落とされましたが
あのシーンあってこその作品だと、その後進めていくうちに思いました。
結果あそこから一気に物語に引き込まれましたしね。
個々の萌え描写やイベントばかりに埋没した作品が多い中
これほどまでに熱いゲームが存在していたとは・・・。
各キャラのEXTRAとのギャップで、どのキャラも最高にカッコイイ。得に月詠さん。
そして音楽も素晴らしかった。公式で書いてありましたがオーケストラを使っているとか。
言わずもがなですが、JAMの「未来への咆哮」が熱すぎる。
このタイトルも、全て終わった後に見ると感慨深いものがあります。
それと物語の随所でBGMとして流れる主題歌の「マブラヴ」
これも最後への伏線でした。号泣。
今までこれ程泣いた作品は、全てのジャンルにおいてもないでしょう。
5リットル分は泣いたと言えるほどに、泣いて泣いて泣きまくりました。
マイナス面もないとは決して言えませんが、そういう要素をひっくるめた上で
1000点（カンスト超え）の評価をしたいと思います。
これからプレイしようと思っている人で、注意して欲しいのが
萌え萌えでエロエロな展開を期待してる人には決しておすすめできません。
そこは注意して下さい。そういうゲームじゃないです。
エロゲに飽きた、あるいは刺激が欲しいという人に超絶オススメの一本。